「天香」の、わたなべ じゅんです。
米粉で、うどんをつくる。
麺の味や食感を、何度か試し食した上でわかったことがある。
小麦に代わる「つなぎ」の役割を担うには「熱」がポイントのようだ。

とっても簡単に作れる。そのうえヘルシーである「米粉」うどん。
ただ、どんなに長く麺を切っても、ゆであがった時点で、マカロニサイズにパラパラと切れてしまう。
これが、うどんのようにはいかず、食感という面で、うどんファンからは、なかなか人気が得られないところではないかと思う。
店で買うにしても、手軽に手に入りにくい。それほど、どこにでも売っていない。
自作「米粉」うどんは、麺を作ることにかかる時間は、10分程度。
準備からゆで時間まで入れても、30分もあれば完成する。
だから、休みの日のお昼に、買い物がめんどうな日に、「米粉」さえあれば、ささっと作れる。
麺の特徴は、つるんとしているので、ひやしうどんにむいていそうだ。
オクラや納豆や長芋、大根おろしや鰹節やねぎなどを、ぶっかけて食べるのも合うと思う。

でも今回は「カレーうどん」にしてみた。
●米粉うどん麺 2人分
・米粉 150g
・片栗粉 50g
・塩 小さじ2分の1
・熱湯 130g~
これらを混ぜるだけ。
パラパラと切れやすい麺をつなぐ対策としては、「熱」がポイントであるようだ。
米粉も、使う調理道具も、冷たいものを使わない。粉は常温。器具は温めておくこと。
そして、必ず熱湯を使うこと。(ここが、めんどうに感じてしまう)



熱湯以外の材料を泡だて器でまぜ、熱湯を130g~入れる。今回は145g入れた。(粉の種類や季節によって水分量は変える)
手で、こねられるほどの質感に混ざったら、綿棒で6~8ミリくらいの厚さに伸ばして、麺の幅を好きな太さにカットする。
麺が仕上がれば、たっぷりのお湯を沸かし、麺を投入。プカンと浮かんでくれば出来上がり。ゆで時間は1分強くらいでいいと思う。
そして、今日は「カレーうどん」



カレーうどんは、味が濃く米粉の麺がからみつくので、合うと思う。
それから、米粉めんは、麺がパラパラと切れてしまうことが難点で、それを避けるために色んなものの温度に気を使う必要があるが、そこが面倒に感じる。
ただこの、めんどうなことを省いてしまって、短く切れてしまうという短所を生かしてしまうとすれば、これは、「こどもうどん」にとても便利だと思う。
長いコシのある小麦のうどんに比べて、はさみで切ったりしなくてすむし、麺の感じは「こどもが好む」食感だと思う。混ぜた粉類にただ熱湯を入れるだけで、グルテンフリーの短い麺が出来上がる。

気になるママは、チャレンジしてみてはいかかでしょうか。
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