納屋 de Cafe

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脳と心の断捨離カウンセリング「天香」のわたなべ じゅんです。

自然の中で、ゆったりと話をしながら過ごせる場所を探し続けている。
初めのうちは夢物語だったが、だんだんと本当に探し始めるようになった。
当初探していた土地とは、少し離れたところで、理想の物件が見つかった。
理由はわからないけれど、なんとなくしっくりときた。
イメージが思い浮かぶ物件なのだ。

物件探しは、難しい。一件目の理想地では、残念ながら失恋に終わった。
目の前まで進んでいたのだが、ことが進み始めてから5か月目に断念。色々と問題があった。
今度は、前回に学んだことも参考にしながら進めている。

ただ、「納屋」という建築物は、そもそも「火」を扱うことには構造上不向きなため、簡単にはいかない。ましてや、水道が通っていない場所がほとんど。トイレもあればラッキー。あったとしても「ボットン」であることがほとんどである。消防法だけではなく、衛生上の面で保健所の許可が下りない。
自然が豊かな場所であればあるほど、設備には「お金」がかかる。「火」の使用を譲ったとしても、トイレや「水」の設備は欲しいところだ。
野原や森林浴が出来るような場所が理想だが、そのような場所には「車」が通れる道が整備されていないことも多い。目の前までは道路が通ていても、その建物に面している道が狭いと、工事車両も侵入することができない。

県や町の環境整備課などに問い合せて、水道を引くための費用を調べたり、トイレを、水洗や浄化槽設置の相談をしているが、まだ自分の物件になっていない物件についてのことだから、詳細までの見積もりを出してもらうことも難しい。とはいえ、改修困難な物件に安易に手を出してしまうと後に引けず大変なことになってしまう。
さらにもしも「店舗」として登記するならば、セットバックが必要になる。古い建物であれば、耐震工事も必要になってくるし、わからない法律の壁が次々に立ちはだかる。
要するに想像以上の「お金」がかかる。
見積もりを相談した業者さんには、「もう少し設備の整った、町の物件を探した方がいいんじゃないですか? トイレと水道設備だけでも最低500万円はかかりますよ! 内装や外装工事は別で。」と言われてしまう。

しかも私が探しているような場所は、人口減少が進む一方で、町が少子化、高齢化。
将来的な事も質問したが、水洗トイレにできるような下水を整備できる可能性もここ数年後内にはないとのことだ。
そんな、人が遠ざかっていくという流れに逆らって、あえてその場所で、そんな費用をかけてやる理由があるのかと、自分に問いかける毎日が続いている。
補助金制度もあるのだけれど、それなりのハードルもある。ほんと壁だらけだ。

でも、壁を一つ一つ、超えていきたいと思ってしまうバカな自分もいる。
資金が潤沢にあるわけでもない。
理由もない。ただそこに、その場所があったらば! それだけの理由だ。
どうなることやら…

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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