脳と心の断捨離カウンセリング「天香」の、わたなべ じゅんです。
もしも何度か、ブログを読んでくださる方がいらっしゃるとしたら、薄々お気づきかと思うのですが、「カウンセリング」だの「記述式内観」だの、「市の相談会」だのを実施させていただきながら、「心」というものを何年も探求し続けてきたのですが、何を隠そう私は、
「マイナス思考」なのです。

ただ、とっても「マイナス思考」だったのですが、もがきにもがいて数十年…
さすがに今は、「プチマイナス思考」くらいには成長したかと思っている。
そして、マイナス思考が決して最悪だとか、ダメなことだとも、思っていない。
言い訳にもなるかもしれないけれど、自分を守るために必要だと考えたから、発動してしまう「脳と心のシステム」でもあると思うから。
ただ、せめて「マイナス思考」のスイッチが、私「今、発動しているな~」ということを、自分でわかっているということが、大事なことなんじゃないか。と思っている。
なぜ「マイナス思考」がマシにはなったが、「プチマイナス思考」でとどまってしまっているのかというと、考えられる理由は2つある。
一つは、沁みに染みついた「心のクセ」がまだ残っているから。
もう一つは、「プチ」だから大して日常に影響を感じないから、スルーしてきた。
結局この2つは、大きくまとめると1つになる。
いつもテストで80点くらいを取っていて、最悪でもないし、力を上げる必要はあるのだけれど緊急じゃないし…
ところが時が経てば、80点が普通になってしまって、あとの及ばなかった20点が積もり積もって、時々何かの拍子に「あれれ?」と影響していたことに気がつく。
小学生が、たし算・引き算・掛け算を8割正解で突破し、4年生になってから、抜け落ちてきた2割の影響が、(+、-、×をすべて使う)割り算の難しさを感じるのと似ているように思う。

そして、その時がやってきた。
せめて、夏休みまでに、この20点を克服する努力をしてみよう!
今、そんな気持ちになった。
きっかけはとても些細な今朝の出来事からだった。
ゴールデンウィークが終わり、6時台の新幹線に間に合うようにと、JR線の駅に夫を車で送っていった。
なぜか不思議にも、このパターンの際に私は、いつもお腹のゆるみを感じる。(これも何かのヒントだろうと思っている)
JR線の駅までは、通常であれば25分。往復で45~50分を見て走る。
ところが早朝は、片道10分強で到着した。
私が運転しているのにも関わらず、信号機のほとんどが「青」だったらしいことに気がついていなかった。なぜなら私の意識は半分以上、「腸」に持っていかれていたからだ。

夫は、「すごい信号運だ! こんなに早く到着をしたのは初めてだ!」と言って、ラッキー感に浸ってていた。
私は、ツイていたのは信号運ではなく、私の「腸」だと言った。
そこまでの私の思考は悪くはなかった。と思う。
が、そのあと私は、
「でも良かったのは行きだけで、帰りは(赤信号ばかりに)、引っかかってしまうのかも」
そう言ってしまってから気がついた。
「なんでこんな風に考えるんだろう」
まさに、最悪ではないかもしれないけれども、そこが見落としてきた「ミソ」の部分であると思う。
実際、帰り道に赤信号で、何回止まったのかは数えていない。
そして、あの時よぎった「マイナス」のことが、現実になったかというと、なっていない。
心配事のほとんどが、妄想であるということは、頭では理解しているつもりだ。
にもかかわらず、冗談半分で言ったならばまだしも、半ば本気でそう思っていた。
その証拠に、お腹がゆるくなっている。
お腹がゆるくなっているから、最悪を想像するのか?
最悪を想像してしまうから、お腹がゆるむのか?
電車に乗ると、トイレに行きたくなる人がいると言うが、それかもしれない。
ただ、私は朝食を食べてから、30分後くらいにいつも決まってトイレに行きたくなる。(個人的な情報でごめんなさい)
そうだとしたら、体が同じリズムで動いているので、心配に至らないことかもしれない。
そこで、自分自身にカウンセリングを行ってみた。

自分自身で行うので、どこまで深く自分自身に入っていけたのかはわからないけれども、
どうやら心の底の方には、
「他者のペースを乱してはいけない」
「失敗してはいけない」
という思いが、作用していることがわかった。
そして、おもしろいことに、
「自分のペースを守りたい」
「失敗は私のせい(だけ)じゃない」
という、真反対の感情が働いていることがわかった。
「思考」とか「感情」を、言語化することは難しいので、言葉に無理やり表すとすれば、上記のような表現になってしまうけれども、これに関連している「思考」や「感情」は、私自身ではとてもしっくりとくるものがある。
なぜなら、子供の頃にずっと「母」に対して抱いてきた「思い」とそっくりだからだ。
夏までに、見過ごしてきた2割の断捨離をすすめようと思う。
消すべき感情の「種」に目星はついたので、次の段階に進む。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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