自家栽培の畑で11月に収穫したトマトである。
今年は夏が長かったこともあり、11月でも元気にトマトが育っていた。
けれども11月下旬に入り、秋を飛ばしたように、急に寒くなったので、もうこれからトマトが赤くなるのは難しだろうということで、野菜作りの先輩から「青いままで収穫して、段ボール箱にいれてラップして赤くなるのを待つといい」ということを教えてもらった。「え?そうなのー?」と半信半疑だったけれども、季節にあった野菜を育てないと病気になってしまうし、言うとおりにしてみた。
ひと月はかかっただろうか。だんだん赤くなり、美味しいトマトをいただきました。
今日は1月15日。あれから2か月…。まだまだいける。ダメになってしまったトマトもあった。しわしわになったり、カチコチになったものもある。
でも考えたら何だか不思議…
なんで2か月経っても腐らないの?
そこでググってみた。
色々調べていたら、木村さんの「奇跡のリンゴ」の記事も出てきた。
アンチ無農薬野菜の記事も出てきた。
無農薬で育てたリンゴの皮はねっとりしているとか?そして腐らずにドライフルーツのように甘く、それはまたそれで美味しくなるらしい。
それも実際に見て触ったことがないし食べていないから、本当のところはわからない。
皮が、ねっとりとしている理由は、化学薬品に頼らずに、自ら防衛する力で、虫や病気から守るためにそうなっていった。らしい。
それを「人間」に重ねてみた。
「腐らずに枯れる」ー 悪くない。 むしろ、別の味が出てくる。そして「強い」。
自らの力で守る。頑張って守って疲れ果てているわけでもない。「強さ」がある。いいね~
でもね、肥料たっぷりの果物は、正直とってもおいしい。
ただ、長年考えたことがなかったけど、ふと「冬のトマト」を見て、なんで腐らないでツヤツヤなの?「すごいな~」って思った。
数年ぶりにブログを書き始めた私。
気がつけば、ジャージに裸足でPCに夢中。そして鼻水がタラリ…
「トマト見習おう!」そう決心しながらも、くすり箱に手を突っ込んでいた。
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