「たこ焼き」にタコ入ってる?

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脳と心の断捨離カウンセリング「天香」のわたなべ じゅんです。
大阪名物って何?


住んでいると何が名物なのか、わからないのが正直なところ。
中でも「たこ焼き」は、大阪名物の1つになるのかな~

「天は二物を与えず」という言葉がある。
簡単に言うと、神様は私たちに平等に「力」をくださっている。といったところだろうか。
ただ、この言葉を聞いて、「それは違う!」と思った人も、いるのではないだろうか?
私がその一人だ。
頭が良くて、運動神経が良くて、美形で…なんて人が時々いる。
それなのに自分は、なんでだろう…?


昔、こんな話を聞いた。
神様は、人間を作るときに、
たこ焼きを焼く時のように、タコや紅ショウガや天かすなどを、温められた鉄板に粉が注がれた中に入れる。例えば、30個焼ける鉄板なら、30個ずつのそれぞれの具をばらまき入れる。1つ1つのたこ焼きに、平等に振り分けられるはずの具だが、時々、タコの入っていないたこ焼きがあったり、タコが2個入ってしまうたこ焼きがあったり、紅ショウガだけが片寄って入ってしまう「たこ焼き」があるのだとか…

「それ私だ」と思った。
もちろん、タコが2個入りの方ではなく、天かすのみの「たこ焼き?」「タコなし焼き」の方だ。
他愛もない話だったけど、なんとなく本当の話のように思った。

私は、うつむいた。
なぜなら、タコなしたこ焼きは、『おいしい!』と思ってもらえないからだ。
せっかくならば、『おいしい!』と喜んでもらえる「たこ焼き」になりたかった。
「神様、勘弁してよ! ちゃんと、具を平等に入れてよ!」と、
神様に文句を言いたかったぐらいだった。

しかしながらそれは、「たこ焼き」(自分主体)ではない。
食べる人が主人公(他人主体)の考えだ。

おいしい「たこ焼き」ならば、他人を喜ばせることが出来るかもしれない。
「タコが2個もはいっていたぞ!」と2個入りならば、更に喜んでもらえたかもしれない。
喜んでもらって、自分も幸せかもしれないが、一歩間違えれば微妙な思考だ。

自分には「タコ」が入っていない。とする。
しかし落ち込むことはない。
世の中には「タコ」が苦手な人がいる。外国の人、子供、魚介類苦手…タコを省きたい人も実は、一定数いる。


人は、「光」の当たるところしか見えないところがある。
そうでない方を見ることが苦手だ。
だから落ち込む。


そう。でも、天かすだけの「たこ焼き」だって、実はおいしい! 

「隣の芝は青く見える」ということわざがあるが、まさに、「隣のたこ焼きはおいしく見える」。
けれども、自分という生き物は、唯一無二のおいしい存在であることを忘れてはならない。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



















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