20年ぶりにジーンズを買う

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脳と心の断捨離カウンセリング「天香」のわたなべ じゅんです。

大した出来事ではないが、20年ぶりにジーンズを買った。
仕事柄もあってか、急にジーンズをはく機会が減り、だんだんと履かなくなってしまっていた。

今日は孫を連れて、娘と買い物に出かけた。
小さい孫は2歳を過ぎ、今、とてもやんちゃな頃だ。
「車が来るよ!危ない!」と言っても、全く聞く耳を持たない。寿命が縮まる思いだ。

思えば同時期、娘がその頃、私は離婚問題の真っただ中だった。
その後、離婚をすることになるのだが、子ども達が独り立ちをするまでの年月は、
やはり寿命が縮まることの繰り返しだった。
よくぞ無事に大人になったものだと思う。

これは、離婚の有無には関係なく、どの親も思いは同じだと思う。

その当時、年頃の娘の帰宅が遅いと、とても心配になった。
時計の針が進むと同時に、心臓もバクバクしてくる。
心配で携帯電話に電話をかけてみると、初めのうちは出ていたが、それも月日が経つにつれて、電話にも出なくなる。
「いやいや、その電話代、誰が払ってる?」
心配な気持ちも一定の域を超えると、怒りに変わってくる。

時の流れは恐ろしい。感情さえも化学変化をおこさせる。
とてもとても心配だったのに、帰宅した娘には、「鬼」の顔で吠えてしまうのだった。

親は、我が子が不登校だったり、反抗期がきつかったり、悩んでいる様子だったり、食欲がなかったり、体調がすぐれなかったり、様々な様子の変化で、色々と悩まされると思う。
育児書?そんなときどうする?系の本やSNSなど、今や、情報は沢山飛び交っている。
参考になることはあっても、それで解決するという妙薬はなかなか見つかるものではない。
挙句の果てには、「親が悪い」「親が変わること」と言われることが多い。


一理あるかもしれないが、渦中の親はどうしたらよいのか本当にわからない。
出来ること、やれることはみんなやっていると思う。

ある歯医者さんのSNSで、「子供の顎関節症が、お母さんが緩むことで治る」と言っていた。
お母さんが綺麗になっていくと子供の顎関節症が治るという事例が多いと、おもしろいことを言っていた。

子育ては大変だ!シングルマザーでもちゃんと一人前に育てなきゃ!仕事!仕事!
と意気込んでいたころ、私は、段々ジーンズを履かなくなっていた。
ジーンズには原因はない。子育てにもまったく関係はない。当時仕事が忙しく、たまたま履く機会が減っただけだった。


ただ、張り詰めるような私の意気込みやプレッシャーや緊張が、子供達に伝わっていたに違いない。と認める。今だから認められる。
当時は、認められなかったと思う。「意気込みもプレッシャーも当然だ!」と思っていたからだ。

今日、子育てに奮闘する娘を見て、懐かしさと誇らしさを感じる。
明日、ジーンズを20年ぶりに履いてみよう~

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。












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